フリーのドラム音源「Masuhiro Kit」をレビュー!

フリーのドラム音源「Masuhiro Kit」をレビュー!

おばんです。pulocoです。

今回もDTM関連の記事!
無料で配布されているドラム音源「Masuhiro Kit」を紹介していきたいと思います!
先日UPしました拙作「ナラクポップ」で使用したので、使ってみた感想も含めて記事にしていきます!

 

「Masuhiro Kit」について

「Masuhiro Kit」は、ゲーム音楽の作曲家として有名な下田祐(@Yu_Shimoda)さんが無料公開しているドラム音源です。

ダウンロードリンク
https://progressivegames.wixsite.com/masuhirokit

この音源は、ロックバンド「人間椅子」の元メンバーとして知られる後藤マスヒロさんhttp://gotomasuhiro.wixsite.com/drummer-masuhiroの演奏するドラムを録音したもの
なので、系統としてはロック向きの音色となっています。

私個人としては、無料でこのクオリティーということに驚きでした。
ドラムの音色に強いこだわりを持つ方もいますし、Addictive DrumsやBFDなどの有料音源と比べてしまうとやっぱり違うのかなあという気もしますが、工夫次第でかなり使える音源だと思います。

なお、音源の使用にはKontakt 5が必要です。
(Kontakt Playerでは時間制限がかかってしまいます。)
なお、wavファイルも収録されているので、サンプラーを使えばKontakt 5が無くても何とか使えます

 

収録されている音色

各音程へのアサインは、基本的には「GMドラムマップ」にのっとっていますが、違うところもあるので、その辺も説明していきます!

※ なお、記事内の音色サンプルは、ベロシティーを徐々に大きくしながら3回鳴らしています。

 

キック(C1)

キックの音色はC1のみです。

このようにベロシティーを大きくしていくとかなり迫力のあるサウンドになります
ちょっと胴鳴りの時間が長めなので、タイトな音にしたい場合はKontaktのスパナアイコンをクリックしてEditモードから音を編集しましょう。

 

スネア(C#1-E1)

スネアの音色は4つ

C#1クローズ・リムショット

D1胴鳴りが大きめのスネア

D#1が割とスタンダードなスネアの音色でしょうか。

E1オープン・リムショット的な甲高い音色

 

ちなみに私の作った「ナラクポップ」では、基本のスネアをE1にしています。
個人的に甲高い「カァーン!」という音のスネアが好きなので。
ゴーストノートはE1のままだとちょっとイメージが違ったので、メインでD1、ところどころD#1の音色を使っています。
C#1はアレンジの都合上使いどころがありませんでした(笑)

 

ハイハット(F#1, G#1, A#1)

ハイハットはGMマップと同様のバリエーション

F#1クローズ・ハイハット

A#1オープン・ハイハット

G#1ペダル・ハイハット

開けたハイハットを閉じるときの音。
音源と関係ないですが、リアルなドラムを打ち込む際はこの音の使い方が重要だと思います。
実際のハイハットの開閉をイメージして使いましょう!
ライドシンバルでリズムを刻んでいるときに2拍目と4拍目に入れたりとかね。

 

タム(F1, G1, A1, B1, C2, D2)

タムの音色は5つ。(おそらくB1とC2は同じ)

F1低い音の鳴るフロアタム

G1高めの音の鳴るフロアタム

A1ロータム

B1C2ミドルタム

D2ハイタム

結構皮をきつめに張っている音がします。
やわらかい音色もあれば言うことなしだったかも……?

 

クラッシュシンバル(C#2, D#2, A2)

C#2低めのクラッシュ

D#2高めのクラッシュ。ちょっとおとなしめの音色。

A2中くらいの音程のクラッシュ

GMマップどおり、C#2, A2あたりが使いやすいですね。

 

ライドシンバル(F2, F#2, A#2)

F2ライドのボウ(中心と端の真ん中あたり)を叩いたときの音

F#2ライドのカップ(中心付近)を叩いたときの「キンキン」とした音

A#2ライドのエッジ(端)を叩いたときの「ジャーン」っていう音

 

チャイナシンバル(E2, B2)

E2おとなしめのチャイナ

B2激しめのチャイナ。こっちの方が銅鑼っぽい。

チャイナシンバルはとても好きな音色なんですが、今回の「ナラクポップ」では登場せず。
いつか使いたい!

 

スプラッシュシンバル(G2, G#2)

G2高めのスプラッシュ

G#2低めのスプラッシュ

スプラッシュシンバルも好きすぎてついつい使いすぎてしまいます。
ワンパターンにならないように注意しないと!
ちなみに装飾音をつけた使い方が好き。

 

スティック音・カウント音(C3-D4)

C3は演奏前のカウントでよく使うドラムスティックを打ち鳴らした音

C#3以降スティック音とともに「1・2・3・4!」というカウントの声が収録された音になっています。
なぜD4まであるのかは聞いてみてのお楽しみ(笑)

 

使ってみた感想

ここまで収録された音色について説明してきましたが、最後に使ってみた感想を。

初めの方に書きましたが、私としてはなかなかに満足な音源でした!
今回の「ナラクポップ」がロック調の曲だったこともあり、相性も良かったというのもあったでしょうが、このようにドラムをガンガン鳴らしたい曲なら「使える音源」と言えます!
私はこれからもガンガン使います!

 

バージョンアップについて

2018年9月1日にVer.2が発表されました。
なお、バージョンアップに伴い削除された音があります
Ver.1には、ハイハットのバリエーション(ハーフオープンなど)や、ウインドチャイム等のパーカッション類が収録されていたのですが、Ver.2で削除されています。
削除された音は今回の記事でも紹介していません。

パーカッション類はともかくとして、ハーフオープン等のハイハットの音のバリエーションは個人的に使える音だったのでちょっぴり残念です。。
ちなみに「ナラクポップ」はVer.1で制作していますので、ハイハットのバリエーションは細かく使い分けています。

もちろん、ステレオ版に加えてモノラル版が付属していたり、ハイハットのオープンがペダルやクローズの発音と同時に消えるようになったりなど、改善点もありますのでご安心を!
また、削除された音の音声ファイルはそのまま残っていますから、サンプラーに組み込んで使うことはできますよ!

 

おわりに

さて、どうでしたでしょうか?
「Masuhito Kit」の魅力、伝わりましたでしょうか?
以下のリンクからダウンロードできますので、ぜひ使ってみてください!

https://progressivegames.wixsite.com/masuhirokit

 

あ、それから、今回の記事のもとになった「ナラクポップ」はこちらですー。